自転車活用推進法が成立してからというもの、全国的にもシェアサイクルの実証実験が実施されています。
堺市でも同様に現在、実証実験が始まりました。
コロナウィルスの影響もあって、密になりにくい自転車を利用したいと考える人も少なくありません。
今回は、堺市で取り組んでいる「シェアサイクルの実証実験」とは何か、利用するときのポイントなどをご紹介します。
実証実験が堺市でも開始!シェアサイクルとはそもそも何か?
シェアサイクルとは、読んで字のごとく他の人と自転車を共有することです。
同じように自転車を共有するサービスとして「レンタサイクル」がありますが、違いは何か?と疑問に思う人もいるでしょう。
シェアサイクルは24時間、好きなタイミングで自転車を借りることのできるサービスです。
複数箇所にサイクルポートという名称の駐輪場があり、空きがあればどこでも自由に借りたり、返却したりできます。
同じ会社のサイクルポートなら借りた場所でなくても返却できるため、利用しやすいという魅力もございます。
借りたところへ返却しなければならない、借りる時間が限られているレンタサイクルとの大きな違いです。
また自転車での移動は渋滞や遅延など、何かと影響を受けやすい交通事情の心配もありません。
堺市でもシェアサイクルのニーズや事業採算性などを考慮するために、実証実験が始まりました。
堺市でシェアサイクルを利用するときのポイント!実証実験はいつまで?
シェアサイクルを運営している会社はいくつかありますが、堺市では「HELLO CYCLING」というシステムを活用し、実証実験を開始しました。
HELLO CYCLINGはソフトバンク系の事業者ですが、システムの提供のみで、運営はオープンストリート株式会社が行っています。
この実証実験は、令和2年3月10日から始まりました。
今のところ令和4年3月31日まで実施予定で、実証実験のエリアも順次広がってきています。
利用するときは専用のアプリからサイクルポートを選択し予約、表示暗証番号をサイクルポートで入力するだけという手軽さもポイントの1つです。
同時に複数台の予約ができることから、利用者全員がアカウントを持つ必要がありません。
返却時はポートに自転車をとめ、アプリで返却手続きを行います。
堺市が実証実験として実施しているシェアサイクルでは、借りてから返却まで誰とも接することなく完了するのです。
また利用料金が安いのもポイント。
堺市では15分ごとに70円、12時間最大1,000円という低価格でシェアサイクルを利用できます。
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