不動産会社に売却依頼はしたけれど、なかなか売れない不動産にお悩みの人もいるのではないでしょうか。
内覧者が少なかったり内覧から購入に至らないことが続いたりすると、このまま買い手が現れないのではないかと不安に思うかもしれません。
今回は、売れない不動産を売却するために見直したいポイントを解説します。
売れない不動産を売却したい!内覧者が少ない場合のチェックポイント
最初に内覧者が少ないケースについて見ていきましょう。
内覧者が少ないのは物件の情報が見込み客に届いていない、もしくは物件の魅力が伝わっていないと考えられます。
まず、売り出し広告が魅力的かどうかを確認しましょう。
特に広告に掲載する写真は内覧の動機になるので、その物件の魅力が伝わる写真を適切な枚数で用意する必要があります。
また同じエリアの類似物件の相場より高い物件は買い手が見つかりづらいので、その際は価格を再考してみてください。
広告の露出量が足りない可能性もあるので、掲載サイトの数や広告チラシの配布数を不動産会社に確認しましょう。
広告の量が少ない際は、広告を増やす相談をしてみるといいでしょう。
依頼した不動産会社が買い手探しを独占していて買い手が見つからない場合は、次の契約更新時に不動産会社の見直しを視野に入れてもいいでしょう。
不動産会社同士が物件情報を共有しているレインズというシステムに、売りたい物件が登録されているかもポイントです。
売れない不動産を売却したい!内覧から購入に至らない場合の解決策
内覧者は物件に関心があってわざわざ足を運んでくれたはずです。
内覧には来るのになかなか購入してもらえない場合は、何かしら内覧者が不満に思う点があるのかもしれません。
物件が汚れていたり生活感が出ていたりしていると、理想の暮らしがイメージしにくく、内覧者の購入意欲が低下する可能性があります。
逆に、足を踏み入れた瞬間に明るく気持ちのいい印象を抱かせられれば、内覧者も物件を気に入ってくれるでしょう。
内覧時はカーテンを開けて日の光が十分に入るようにし、暗い部屋は照明をつけると、物件の印象が明るくなります。
物が多いと部屋が狭く感じるので余計なものは処分し、掃除を徹底してください。
水回りは特に美しくしておくと内覧者も心地いいので、必要に応じてプロのクリーニングを入れるといいでしょう。
部屋の臭いにも敏感な人は多いので、換気を行い部屋の臭いがこもらないようにしましょう。
現在空き家の場合は、プロのインテリアで理想の住空間をイメージさせるホームステージングを活用するのも効果的といえます。
また、明らかに汚い箇所や設備の故障などマイナスポイントがある場合は、小規模なリフォームをしたり設備を直したりするのも有効です。