「家を購入するからローンの審査を出そうと思うけれど、自分の信用情報を事前にチェックするべきなのか」このように考える人は多くいます。
今回は、住宅ローンの審査のときに耳にする個人信用情報とは何か、開示方法も解説していきます。
どのようなものか知らない人はもちろん、開示方法を知りたい人も必見です。
住宅ローンの「個人信用情報」とは何か?
個人信用情報とは、クレジットカードやローンなどの申し込み情報、返済情報、借入残高などのお金に関する情報についてです。
これは、住宅ローンの審査のときにきちんと返済可能な人かどうか見極めるために使われます。
金融機関はもちろん、保証会社も審査基準の1つとして定めていることがほとんどです。
滞納や借金などの情報を見られるのはもちろん、過去にさかのぼって情報を見られます。
これらの情報から、住宅ローンを組んだときに滞納しないか、返済されるか判断されます。
種類
信用情報をチェックするには、3種類の信用情報機関があります。
●株式会社シー・アイ・シー(CIC)
●株式会社日本信用情報機構(JICC)
●全国銀行個人信用情報センター(KSC)
開示される内容は信用情報機関によって異なり、クレジット関係、消費者金融関係、銀行や信金関係などそれぞれです。
住宅ローンの「個人信用情報」の開示方法とは?
個人信用情報は、住宅ローンを組むときに聞く言葉ですが実は個人でも開示請求が可能です。
郵送や窓口での開示請求はもちろん、インターネットからの請求が可能なものもあります。
CICとJICCはインターネットにより、即時に開示可能です。
金額も500円から1,000円ほどと、それほど負担にはならないでしょう。
注意点
開示請求すると、「開示請求したこと」が記録として残ります。
記録に残ることが悪いことではありませんが、何度も開示請求していると不審に思われ、審査に落ちてしまう可能性もあります。
たとえばローンを組む前や一度審査に落ちているなど明確な理由があるときに開示するのは問題ありませんが、むやみやたらに開示請求することは止めましょう。