実家の相続をしたら、やるべきことがたくさんありますが、片付けもその一つです。
いくつかのルールがありますので、注意しながら進めていきましょう。
ここでは、実家を相続したさいに、片付けをする人や方法についてご紹介します。
実家を相続したあと片付けをする人とは
物がたくさんある実家を相続すると、片付けが大変になることが多いですが、たとえ少ない量であってもかなりの労力が必要になります。
ここで注意しておきたいのは、遺品整理は誰でもおこなって良いわけではないということです。
基本的に、法定相続人がおこなうことになるのですが、遺産相続を放棄した人は片付けをすることができませんので注意が必要です。
もちろん、ちょっとした紙くずや価値がないものだと明らかにわかっているものであれば問題ありませんが、相続を放棄した人が安易におこなってしまうと、場合によっては相続したことになってしまいます。
実家を相続したあと片付けをおこなう方法について
どこに何があるのか、どれくらいあるのか把握することからスタートです。
場合によっては、収納スペース以外のところにあることも考えられるので、実家の隅々まで確認しましょう。
次に、貴重品や重要書類など「いる物」と、残しておく必要がない「いらない物」とを分けて、いる物はどのように保管するのかを考えます。
いらない物についても、どのような処分をおこなうのか検討しましょう。
一般的な処分方法で対応できるものだけでなく、特別な方法で処分しなければならないようなものもあるからです。
買取業者に買い取ってもらえそうなものは、そちらも併せて検討すると良いでしょう。
片付けをおこなうポイントは、いるかいらないかについてよく話し合って判断することと、ある程度計画を立てながら進めることです。
一日で完了することはあまりないので、余裕を持って進めることをおすすめします。
また、故人のものを処分することに抵抗がある方も多いかもしれませんが、ある程度は思い切った覚悟も必要になります。
もし、時間にゆとりがなかったり、対応が難しいと思ったりする場合は、業者に依頼する方法もありますので、相談してみてはいかがでしょうか。