マイホームを購入する際、物件がどのような立地にあるかはとても重要なポイントです。
希望条件のひとつとして、角地物件にこだわりを持って探す方もいるのではないでしょうか。
今回は、角地のマイホームがほしい方に向けて、角地物件のメリットとデメリット、注意点をご紹介します。
こだわりの角地の戸建てに住むメリットとデメリットとは
角地に住むメリットの例として、以下の5つが挙げられます。
●日当たりや風通しが良いため、洗濯物が乾きやすい
●2方向から採光が大きく取れる
●間取りの自由度が高い
●両隣を囲まれていないので開放感がある
●隣人の視線や騒音への心配が少ない
このように、特に日当たりや開放感を重視する方には角地の戸建てがおすすめといえるでしょう。
しかし、これらのメリットをデメリットと感じる方もいます。
日当たりが良いことで暑く感じることや、通行人の視線が気になって困るという方もいるかもしれません。
その場合は、建築時に断熱素材を使用したり、視界を遮るフェンスや生垣を設けたりするなどして対応可能です。
また、通行人の目があることは空き巣が入りにくいというメリットにもなるでしょう。
個々の考え方やライフスタイルによって、何をメリットとしデメリットとするかは異なりますが、デメリットも工夫次第で改善できます。
こだわりの角地の戸建てを購入する際の注意点
角地物件を購入する際の注意点として、まず土地代の高さが挙げられます。
角地は人気があり、希少性も高いので、一面のみ道路に接する土地よりも高くなりがちです。
しかし考え方によっては、売却時にも高く売却できる傾向があるといえるでしょう。
また、接する道路の人通りや車の通りについても確認しておくと安心です。
もしも車の通行が多い通りに面している場合には、車がぶつかってくるというリスクも考えられます。
その場合は、万が一に備えて外構を補強しておくなどの対策をすると良いでしょう。
見落としがちな注意点として、自治体によっては角地に厳しい斜線制限を設けているところがあります。
この場合に気を付けるべきなのは、建物の高さ制限によって、3階建ての戸建てを建てられないケースもあるという点です。
2階建て以下でゆったりと生活したい場合は影響がありませんが、事前にしっかりと確認するに越したことはありません。
ご自身のこだわりのライフスタイルにあった戸建ての条件に合う土地かどうかの確認は大切です。