理想的なマイホームを計画して、間取りや内装はばっちりなのに、外構については準備不足だったという方は少なくありません。
あらかじめ外構の種類を把握して、適切な外構プランを立てることができれば、より快適な生活ができるでしょう。
今回は家の購入を予定している方に向けて、外構の意味や種類、注意点について解説します。
家を購入する際に知っておきたい外構の意味とは
外構とは、居住する建物の外側にある構成物全体のことを意味します。
具体的には、門・フェンス・垣根・カーポート・車庫・土間・庭木などです。
外構の種類は大きく以下の3つに分かれます。
●クローズド外構
●オープン外構
●セミクローズド外構
クローズド外構は門や塀で敷地の内外をしっかりと区分けする外構です。
外から敷地内が見えないので、居住者のプライバシーを守れます。
オープン外構は塀やフェンスを設置しないか、設置するとしても高さが低いタイプの外構です。
居住者にとっては開放感があり、設置コストも低いというメリットがあります。
セセミクローズド外構はオープン外構とクローズド外構の良いとこ取りの外構です。
プライバシーを確保しつつ、部分的な開放感も得られます。
家を購入する際の外構の注意点とは
外構を設置する際には注意しなければならない点がいくつかあります。
まず、外構工事は住宅本体には含まれません。
工事費用や工事期間についてはハウスメーカーにお任せにせず、別途しっかり確認しましょう。
思い違いがあると、予算が足りなくなってしまったり、工事期間が思いのほか長くなってしまったりする事態になります。
設備内容については、駐輪スペースが確保されているか、また車の大きさにあっているかチェックしましょう。
車については、駐車できることはもちろん、前面道路の状況次第では車の大きさ以上に余裕をもって場所を確保しておく必要があります。
屋外でいろいろな作業をするなら、屋外コンセントの付け忘れがないか、水道は使いやすい位置にあるかどうかも重要なポイントになってきます。
照明器具や家電を使うには電源が必要ですし、水洗いや水まきには水道が必要ですから、どちらも生活動線を意識して設置場所を決めましょう。
