家を購入する際には欠陥がないか、どの程度劣化がみられるのかといった、建物の状態を確認しておくことが重要です。
建物の状態を調べるのに役立つのが「インスペクション」ですが、具体的な利用の流れや費用を知らない方も多いはずです。
今回は、家の購入にあたりインスペクションが必要な理由や費用の相場、インスペクションを利用する際の流れや所要期間などについて解説します。
家の購入前におこなうインスペクションのメリットと費用の相場
家を売買するときにおこなうインスペクションとは住宅診断のことで、ホームインスペクションと呼ばれます。
家を購入する際には、建物に不具合はないか、どの程度劣化が進んでいるのかを把握していないと、後々のトラブルにつながりかねません。
そこで、建物の状態を診断するインスペクションを購入前におこなうことをおすすめします。
インスペクションは専門家に依頼することになりますが、費用の相場は、マンションを標準的な目視でおこなう調査で診断した場合で、おおよそ4万円~6万円です。
費用は少々かかりますが、インスペクションを利用することで安心して家の購入へと進められるでしょう。
インスペクションを利用するタイミングは、中古物件を購入する場合でしたら、売買契約の前におこなうことをおすすめします。
購入後にリノベーションを予定しているとしても、予想以上の劣化や瑕疵が見つかった場合、多大なコストがかかることも考えられます。
やはり売買契約の前にインスペクションを利用するのが理想です。
新築の場合は、建物が完成する前に売買契約をするのが一般的ですが、その場合でも建築途中でのインスペクションを依頼すると良いでしょう。
家の購入前におこなうインスペクションの流れや所要期間は?
インスペクションを利用する際の基本的な流れは次のとおりです。
●①調査依頼・見積もり:インスペクション会社へ調査内容を相談し見積もりをとります。
●②日程調整:売主・建築会社・不動産会社と日程の調整をします。
●③書類の準備:図面などの必要書類を用意します。
●④現地調査:待ち合わせの場所と時間を確認しましょう。
●⑤調査報告書の受領:当日は口頭で説明を受け、後日詳細な報告書を受け取ります。
●⑥調査料金の支払い:調査内容をしっかり確認してから支払いをしましょう。
インスペクションは調査依頼から結果報告の受領まで、少なくとも1週間~2週間程度かかります。
売主との約束によっては、調査結果を待つ間に、物件が別の買主の手に渡ってしまうことがあることは理解しておきましょう。
まとめ
家を購入する際には、できれば売買契約の前にインスペクションをおこなうのがおすすめです。
建物の状態を知ることで、価格が適正かどうかの判断もできるほか、なにより安心して購入できるのがメリットです。
マンションの場合で4万円~6万円ほどの費用がかかりますが、購入前にぜひインスペクションを利用することをおすすめします。
私たち前川商事株式会社は、堺を中心とした売買物件を取り扱っております。
お客様にとって最適なご提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓