土地を売る方法は仲介だけではありません。
そこで今回は隣人に土地を買い取ってもらう方法についてご紹介いたします。
「隣の土地は借金をしてでも買え」という言葉もありますが、どうして隣人に話を持ちかけるべきなのか、そのメリットも交えながら解説いたします。
双方のメリットが豊富だから売りやすくなる
隣人に土地売買を持ちかけることには、売り手側に大きなメリットをもたらします。
それは「普通に売却するよりも高く売りやすい」ことです。
隣の土地を購入した場合、どんなことができるようになるでしょうか?
例えば趣味が家庭菜園の方は、本格的な畑をすぐ横に広げられます。また小さなアパートを建設し、民泊やシェアハウスなどを運営することもできます。
つまり自分の「やりたいこと」のために、土地を自由に活用できるメリットが挙げられます。
もし不整形地だった場合、ひとつなぎの土地ができあがるため、土地の価値を上げることができます。
土地の価値が良くなることは地上げにもつながり、結果的に双方の土地の価格を上げることも可能です。
これら以外にも、日当たりや風通しを良くする住みやすい環境を作れることもメリットとして挙げられます。
それほど隣の土地購入にはメリットが隠されており、売り手側も自然と高く売却できる可能性が大きくなります。
売却する際に守るべき3つの注意点
ここまで隣人に土地を購入してもらう双方のメリットを解説しました。
しかしどんなにメリットがあったとしても、以下の3つを疎かにしてしまうと高価格で売れなかったり、そもそも契約にまで至らない場合もあります。
1つ目は「早く売りたい」という雰囲気を出さないことです。
売りたい気持ちを前面に出すと、「早く売りたいんだな」と買い手にも伝わり、結果として安い価格を提示される可能性が高くなります。
そのため他で高く売れるかもしれないといった余裕を持ちながら接しましょう。
2つ目は最初から「売却価格」の話をしないことです。
なぜなら最初に提示した額が基準となってしまい、それ以降売り出し価格を上げることが難しくなります。
3つ目はあまりメリットの話をしすぎないことです。
そもそもたくさんあるメリットを提示しても興味を示さない方もいます。
そのような方に一生懸命説明しても、互いの関係性が悪化することにつながります。
まとめ
これまで隣人に向けた土地売買について解説してきました。
土地をどのように活用するかは隣人次第です。
ただ「土地を持つ」ことに意味があります。
だからこそ相手の状況や求めているニーズを理解しながら、双方の条件を擦り合わせていくことが大切です。
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