不動産の購入を検討していると、建物構造について気になる方が多いのではないでしょうか。
建物構造によってそれぞれメリット・デメリットが発生するため、不動産購入の際には気にしておかなくてはいけません。
今回は、不動産の購入を検討している方に向けて、鉄骨造のメリット・デメリット、どんな方に向いているかをご紹介します。
建物構造の鉄骨造のメリット
虫の発生率が低い
木造であれば、虫が木に卵を産み付けて、虫を増殖させてしまうおそれがあります。
しかし、鉄骨造は部屋さえ綺麗にしておけば木造よりは虫の発生を抑えられます。
とはいえ、古い建物はダクトや構造体の隙間から虫が現れてくる場合があるので、ときどきのメンテナンスが必要です。
建築費が比較的安いためコストを抑えられる
鉄骨造の建築費は、他の構造体と比較しても安く、コストを抑えられます。
コストを抑えたい方で建物構造にこだわりがない方は、鉄骨造がおすすめです。
建物構造の鉄骨造のデメリット
耐火性が他構造よりも低いケースがある
鉄骨造に使用している鋼材は、熱に弱い材質です。
火事が起こると、鋼材が曲がりやすくなり建物の崩壊に繋がります。
とはいえ、近年では耐火被覆材といわれた耐火性を高める鋼材も組み込まれていることもあります。
不安な方がいれば、弊社にお気軽にお問い合わせください。
リフォームに制限が生まれる
鉄骨造は、構造の役割を担っている鉄骨の数が多いため、リフォームに制限が生まれます。
リフォームをしたいと思っても、あきらめざるを得ない場合もあります。
また、鉄骨造のリフォームを引き受けてくれる施工会社が少ないことも制限が生まれる理由の1つです。
鉄骨造を用いている不動産を購入する場合は、リフォーム時の対策を考えておきましょう。
建物構造の鉄骨造がおすすめな方
費用を抑えたい方
鉄骨造は建築費が安いため、コストを抑えられます。
また、鉄骨造の建物は安価な物件が多いため、その分固定資産税も安くなります。
まとまった費用を抑えたいのであれば、鉄骨造を用いた不動産物件の購入がおすすめです。
DIYを家の中でおこないたい方
鉄骨造は、構造上必要な柱が多いため、リフォームがなかなかできません。
そのため、家で簡単にできるDIYがおすすめです。
たとえば、フロア内にマットを引いて防音性を高めたり、バルコニーに芝生を敷いたりなどさまざまな方法でDIYを日常生活で楽しめます。
まとめ
鉄骨造では建設費が安く抑えられるため、物件の価格もその分安くなります。
しかし、鉄骨によって大規模なリフォームがおこなえなかったり、耐火性が低かったりするので注意が必要です。
鉄骨造の不動産を購入する際には、今回ご紹介したメリット・デメリットを参考にしてみてはいかがでしょうか。
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