不動産を売却する場合、所有する不動産にどれぐらいの価値があるのかをある程度把握しておくことも必要です。
そのようなときに参考になるもののひとつが、固定資産税評価額です。
こちらの記事では、固定資産税評価額について解説していきますので、不動産の売却を検討している方は、参考にしてみてください。
不動産売却時の参考にもなる固定資産税評価額とは
固定資産税評価額とは、固定資産税や都市計画税、登録免許税を算出する際に使うもので、市区町村が決めています。
固定資産税をはじめとした各種税金は、土地や建物などの不動産を所有する場合に毎年発生する税金です。
固定資産税の決め方において固定資産税評価額は直接的な役割を担っています。
不動産売却における固定資産税評価額の計算方法をご紹介
固定資産税の税額を算出する場合の計算式は「課税標準額×標準税率1.4%」です。
一般的に建物の課税標準額は固定資産税評価額と一致しますが、土地の標準課税額は「小規模住宅用地」「一般住宅用地」「一般農地」などで異なる特例率をかけ合わせる場合があります。
不動産鑑定士が公正に評価鑑定をするときの目安にするのが目的の「不動産鑑定評価」と異なる点は、固定資産税評価は課税を目的にしておこなわれるというところです。
自分が所有している不動産の固定資産税評価額が調べる方法は、毎年自宅に送られてくる課税明細書を見れば記載されています。
また、不動産のある地域の役所にある固定資産課税台帳の閲覧や固定資産製評価証明書の取り寄せによっても調べることが可能です。
不動産売却において固定資産税評価額以外の土地評価額をご紹介
土地を評価するための価格には、固定資産税評価額の他に4種類の価格があるのでご紹介しましょう。
公示価格
毎年1月1日時点の土地の価格を評価したもので、不動産鑑定士によって鑑定されます。
公共事業などの用地買収のときなどに基準にされる価格となります。
基準地価
全国2万か所の土地が基準とされており、毎年7月1日時点に各都道府県より出されるものです。
路線価
路線や道路に面した標準的な住宅地の1㎡あたりの価格のことです。
実勢価格
実際に売買取引が成立したときの価格で、一般的には時価という意味合いがあります。
まとめ
固定資産税評価額とは、固定資産税や都市計画税、登録免許税を算出する際に使われるものです。
固定資産税評価額は、課税標準額×標準税率1.4%で算出することができます。
固定資産税評価額を調べる場合、自宅に送られてくる課税明細書や役所の固定資産課税台帳を見る方法、固定資産製評価証明書の取り寄せる方法があります。
土地の評価には全部で4つの価格があり、目的や用途によって使用する土地評価額が変わるということも覚えておきましょう。
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