別荘など、週末や休日に利用できるセカンドハウスに憧れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
セカンドハウスの購入には通常の住宅ローンは利用できず、ローンを組む場合は「セカンドハウスローン」を利用します。
今回はセカンドハウスローンとは何か、通常の住宅ローンとの違い、審査基準などについて解説します。
別荘などの購入に利用できるセカンドハウスローンとは？
セカンドハウスローンは現在住んでいる家とは別に別荘など、第2の家を購入する際に利用できる専用のローンです。
購入には通常の住宅ローンは利用できないため、ローンを組むのであればこのセカンドハウスローンまたはフラット35を利用します。
セカンドハウスローンのメリットは、安定した収入があり、返済能力の高さが証明できれば審査にとおりやすいという点でしょう。
フラット35を利用する場合、通常のフラット35と同じ条件での借り入れができますが、フラット35の技術基準に対応した住宅でないと利用できないという縛りがあります。
セカンドハウスローンと通常の住宅ローンとの違いは？
セカンドハウスローンは「2軒目の家を持つ」ことが前提となっているため、通常の住宅ローンよりも審査基準が厳しく、金利も高めに設定されています。
セカンドハウスローンの条件の1つとして「収入が500万円以上であること」が設定されています。
セカンドハウスは維持費がかかるうえに通常の住宅ローンと重複した返済が必要になることもあるため、返済能力の高さが求められるからです。
また、セカンドハウスは居住用の住宅とは異なり、必ずしも生活に必要なものではないため、金利が高めに設定されています。
通常の住宅ローンの金利が1％程度であるのに対し、セカンドハウスローンの金利は2〜4％と倍以上の金利設定です。
居住用の住宅ではないので、もちろん住宅ローン控除も受けられません。
セカンドハウスローンの審査基準は？
前述のとおりセカンドハウスローンには返済能力の高さが求められており、収入の高さが第1の条件です。
高く安定した収入の判断基準として、雇用状況が関係してきます。
経営状態が安定した企業の正社員で働いていると審査にとおりやすい傾向にあります。
住宅ローンなど、他の債務の返済状況も審査の材料となるため、審査時に複数のローンを抱えている場合は注意が必要です。
また、団体信用生命保険への加入が必須なので、健康状態が良いことも審査基準となります。
まとめ
セカンドハウスローンは通常の住宅ローンと比較して、審査基準も厳しく金利が高いのが特徴です。
自営業など、セカンドハウスローンの審査にとおりにくい方の場合はフラット35の利用を検討してみましょう。
いずれにしても無理のない返済計画を立てることが大切です。
私たち前川商事株式会社は、堺を中心とした売買物件を取り扱っております。
お客様にとって最適なご提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
