不動産を早く売却するためには、売り出す不動産の情報が多くの方の目に止まるようにする必要があります。
売却物件の情報を広めるために便利な手段のひとつが、レインズ(REINS)です。
今回は、不動産売却においてレインズとは何か、レインズを利用するメリット・デメリットと合わせて解説します。
不動産売却に便利なレインズとは?
レインズとは、不動産流通標準情報システムの略称で、全国の不動産会社が売り出し中の不動産の情報を登録・共有するためのネットワークシステムです。
国土交通省によって指定された、東日本・中部・近畿・西日本の各不動産流通機構によって運営されており、加入している不動産会社のみが閲覧することができます。
不動産会社と媒介契約を結ぶことによって、売却不動産の情報をレインズに登録することが可能になります。
レインズに登録した物件情報は、加入している全国の不動産会社に共有されるため、全国の不動産会社の顧客から買い手を募集できる利点があります。
不動産売却時にレインズに物件情報を登録するための流れ
売却する不動産の情報をレインズに登録する流れとしては、まずレインズに加入している不動産会社と媒介契約を結ぶことから始まります。
媒介契約には専属専任媒介契約・専任媒介契約・一般媒介契約の3種類があり、このうち専属専任媒介契約または専任媒介契約を結んだ場合、物件情報をレインズに登録しなければなりません。
こうして物件情報はレインズをとおして全国の不動産会社に公開され、購入希望者の目にさらされることになります。
なお、専属専任媒介契約では1週間に1回、専任媒介契約では2週間に1回、売主に売却状況を報告しなければなりません。
不動産売却時にレインズを利用するメリット・デメリット
売却する不動産の情報をレインズに登録するメリットは、早期売却が期待できることです。
不動産会社のほとんどはレインズに加入しており、全国の購入希望者に広く共有されるため、早期に買い手が見つかる可能性が高くなります。
ただし物件情報が広く共有されることは、不動産の売却を周囲に知られたくない方にとってはデメリットになります。
「自宅の売却をご近所に知られたくない」「親族に知られずに売却したい」など、事情がある場合は、不動産会社と媒介契約を結ぶ前に相談してみましょう。
まとめ
不動産売却時にレインズに物件情報を登録すると、全国の購入希望者とのマッチングがおこなわれ、早期に買い手が見つかる可能性が高くなります。
不動産を早期売却したい方は、ぜひレインズ登録の流れやメリットを理解して、早期の不動産売却を目指してみてはいかがでしょう。
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