使っていない土地はできるだけ有効に活用したいものですが、土地の使い道は立地に左右されるところがあります。
田舎では活用が難しい土地もいくつか挙げられるので、土地活用を始める前に確認しておくと良いでしょう。
今回は、田舎だと活用しづらい土地の特徴のほか、田舎での土地活用の方法や注意点もご紹介します。
土地活用にあたって確認!田舎だと活用が難しい土地の特徴
土地に見込まれる賃貸需要が低いのは、田舎だと大きなネックとなります。
田舎は人口が少なく、需要の低い土地の借り手を見つけるのは一般的に困難なのです。
次に、地形が平坦ではない土地も、物件の所在地が田舎だと活用のハードルが上がります。
オーナー側で造成工事をおこなえば地形を平坦にできますが、造成工事には多額の費用がかかるため、費用対効果の面で割に合わないことが多いのです。
さらに、土地の所在地が田舎だと、農地法や都市計画法などで活用に規制がかかっており、土地がより使いづらくなっていることもあります。
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田舎での土地活用の方法
所有している田舎の土地が山である場合、キャンプ場やアスレチック施設にするのがおすすめです。
ほかにも、サバイバルゲーム場を作るなど、山であることを活かせる方向性を選ぶのが良いでしょう。
所有しているのが農地なら、農地としてそのまま誰かに貸すのがひとつの方法です。
農地の貸し出しを仲介するサービスも現在では登場しており、借り手を探すのは以前よりも簡単になっています。
また、農地を市民農園にして、一般の方に向けて貸し出すのもおすすめです。
土地の区分が宅地である場合、一戸建てやアパートを建てて運営できます。
住まいの需要が低かったり、法規制の影響で建物を造れなかったりするときは、駐車場にすることも検討してみてください。
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田舎での土地活用における注意点
田舎での土地活用では需要の調査が重要であり、リサーチをしっかりせずに運用を始めると、借り手が見つからなくて損をしかねません。
中長期的に需要が見込まれる活用方法がないかは、時間をかけて検討したいところです。
また、田舎でも都市部のように、土地活用を法令で厳しく規制しているケースがあるので、法規制の有無も事前のリサーチ対象に含めておくのがおすすめです。
このほか、土地活用にあたっての自己資金は、最低でも全資金の1割を見込んでおきましょう。
自己資金が1割未満となるローン計画では、審査にとおらないおそれがあります。
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まとめ
田舎では活用が難しい土地の特徴としては、賃貸需要が低いことなどが挙げられます。
田舎での土地活用の方法は所有している土地の種類によって変わるので、個別にご確認ください。
土地活用にあたっての注意点は、事前に需要をしっかり調べることなどです。
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