火事のあった土地を売却するとき、お祓いは必要なのでしょうか。
お祓いをしないと、買主に不利益があるのではないかと心配する方もいるかもしれません。
そこで今回は、火事がおきた土地を売却時する際の影響と、お祓いの費用相場や注意点についてご紹介します。
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火事が起きた土地は売却に影響するのか
過去におきた火事は、心理的瑕疵に該当し、売主は告知する義務があります。
心理的瑕疵とは、殺人や自殺、火事などで人が亡くなった場合など購入動機に影響を及ぼす情報や事実のことです。
また、告知年数については、具体的な法的基準が存在する場合もありますが、大規模で深刻な出来事の場合は、経過年数に関係なく心理的瑕疵が残る可能性もあります。
購入者にとって重要な情報であるため、可能な限り正確かつ誠実に告知することが求められます。
他にも、購入希望者のなかには霊的な観点からお祓いを希望される場合もあるでしょう。
これは文化や信仰により異なりますが、不動産取引においては売主の柔軟な対応が重要とされています。
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土地のお祓いを依頼する場所と費用について
火事がおきた土地のお祓いは、寺や神社などに依頼することが多いです。
また、お祓いの費用相場は約3万円~10万円といわれています。
費用は、死因や建物の大きさによって変わります。
病死などは、自然の成り行きでなくなっていることから、準備が最低限ですみ、お祓い料金も3万円前後であることがほとんどです。
一方で、無理心中などは、無念の思いが強いと考えられており、10万円前後かかるとされています。
また、アパートで殺人が起きた場合は、その部屋だけをお祓いすればよいのですが、一戸建ての事故物件だと、家全体のお祓いが必要なため、その分金額も高くなります。
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土地のお祓いをするときのマナーや注意点について
お祓いをする際は、基本的に不動産所有者も参加しなければなりません。
そのため、儀式の場にふさわしい喪服を用意しましょう。
また、お供え物に必要な食べ物などは、僧侶や神職者が準備していることがほとんどです。
お祓いが無事終了したら、土地を売却する際に証明できるよう、写真などの記録を残しておくと良いでしょう。
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まとめ
過去におきた火事は、心理的瑕疵に該当するため、後のトラブルに発展しないようにするためにも、誠実に告知することが注意点としてあげられます。
お祓いが必要な場合は、寺や神社などに依頼すると良いでしょう。
お祓いに参加したら、土地を売却する際に証明できるよう、写真などを残しておくことをおすすめします。
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