住宅ローンは基本的に毎月コツコツ返済することが多いですが、場合によっては一括返済も可能です。
しかし、住宅ローンを一括返済しようとなると、それなりの金銭的な準備をしなくてはなりません。
そこで今回は、住宅ローンを一括返済するメリットや注意点、一括返済のタイミングについてご紹介します。
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住宅ローンを一括返済するメリット
住宅ローンを毎月返済していると、その都度利息も払わなければならず、総返済額が増えていきます。
しかし、一括返済を選択すればその利息がかからなくなるため、毎月返済し続けるよりも総返済額を減らせるのです。
また、保証料を支払っている場合は滞納や支払い能力がなくなる懸念が消えるため、保証料が変換される可能性もあります。
とくに、事前に一括で支払った保証料のうち、最初に定めた返済期間の残り期間分が変換される場合が多いです。
このように、一括返済で毎月の返済や利息・保証料の支払いがなくなれば、毎月の家計に余裕が出るメリットがあります。
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住宅ローンの一括返済における注意点
住宅ローンを一括返済するときは、残債分の資金が必要になります。
手元に資金がなくなりがちであるため、生活費や急な出費に困窮しないよう注意しなければなりません。
また、一括返済には手数料がかかるので、利息や保証料の支払いがなくなっても残債以外の出費が発生します。
残債がなくなると住宅ローン控除が受けられなくなり、所得税の面でも恩恵が受けられません。
ほかにも、一括返済のあとに「抵当権抹消登記」の手続きをおこなう必要があります。
融資を受けていた金融機関から必要書類を受け取り、契約者自身が法務局で手続きをおこなうのが原則となっています。
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住宅ローンの一括返済のタイミング
住宅ローン控除は残債がある限り続くのではなく、一定の期間があります。
既存住宅では10年、新築住宅や買取再販住宅の場合は13年までしか受けられないため、この期間が終了したタイミングが一括返済におすすめです。
また、子どもが独立し生活費に余裕が出たり、教育費が必要なくなったりしたタイミングも良いでしょう。
ほかにも、定年退職によって退職金が入った場合や、相続が発生した場合など、まとまったお金が入ったタイミングもおすすめです。
一括返済にあてられるお金があるだけでなく、その後の生活にも余裕が持てそうなタイミングを見計らうと良いでしょう。
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まとめ
住宅ローンを一括返済すれば総返済額を少なく抑えることができ、その後の生活に余裕が出ます。
一方で、手元に資金がなければ生活費などに困窮してしまうので、その点は注意が必要です。
一括返済をする場合は、控除が終了したタイミングや、生活費などの見通しがつきやすいタイミングをおすすめします。
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