親が持っていた家などの財産を受け継ぐときは、相続手続きをおこなわなければいけません。
しかし、どういった手続きが必要なのか、家の分け方はどうすれば良いのか悩んではいませんか。
今回は、相続手続きの流れや家の遺産分割方法、自分で手続きをおこなう流れを解説いたします。
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家を相続した際におこなうべき手続きの流れは?
まずは、亡くなった方の遺言書があるかどうかを確認する流れとなります。
遺言書が残されている場合は、その内容どおりに分割するため、遺産分割協議をおこなう必要はありません。
また、遺言書が法務局以外の場所にある場合は、検認が必要です。
検認をおこなわずに遺言書を開封すると、5万円以下の過料が科されます。
遺言書がない場合は、相続人を確定させなければいけないため、戸籍謄本を調べます。
そして、財産を把握しておいて、遺産分割協議をおこなわなくてはいけません。
家を継いだ場合は、ここで相続登記をおこなう流れとなります。
住民票などの書類が必要なほか、登録免許税や司法書士報酬なども必要であるため、出費が発生すると覚えておいてください。
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複数の相続人がいる場合の家の分け方はどうなる?
家の分け方には複数の方法がありますが、家をそのまま受け継ぐ現物分割と呼ばれる方法もあります。
ただし、評価額が異なる場合は、相続人の間でトラブルにつながる可能性があるため注意してください。
代償分割は、1人が家を受け継ぐ代わりに、ほかの相続人に代償金を支払う方法です。
不動産の評価額が3,000万円だったとして、子ども2人の場合の取り分は、1人あたり1,500万円となります。
1人が不動産を継いだ場合は、もう片方に1,500万円の代償金を払わなくてはいけません。
不動産を売って、お金に換える換価分割もあります。
お金は分けやすい財産であるため、トラブルにつながりにくいメリットがあります。
不動産の条件が悪いと売却自体が不可能になるため、家の不動産としての条件に注意してください。
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そもそも不動産の相続手続きは自分でも可能なの?
不動産の相続手続きは、場合によっては自分でも可能です。
とくに、遺族が配偶者と子どもだけ、時間に余裕がある場合は自分でも手続きをおこなっても良いケースとなります。
役所は平日の昼間しか開いていませんが、時間に余裕がある方は手続きを進められるからです。
ただし、手続きには専門の知識も必要となるため、やはり難しいと感じたら専門家に依頼してください。
相続人同士の仲がよくなかったり、疎遠だったりして協議がまとまらない場合は、専門家に依頼したほうが良いです。
遺族に兄弟姉妹がいたり、代襲相続が発生したりすると必要書類が増えて手続きが煩雑になるため、専門家に任せましょう。
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まとめ
相続手続きは、まず遺言書があるかどうかを確認し、なければ遺産分割協議をおこないます。
家の分け方は複数種類がありますが、不動産として売れそうであり誰も住む予定がない場合は売ってお金にしましょう。
手続きは専門知識が必要になるため、専門家に任せましょう。
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